iOS 26ショートカット+Apple Intelligenceで音声日記アプリを無料自作する手順【月額0円】

発信・AI活用術

> 田中渓さんと勝間和代さんの対談動画「AI時代こそ日記を書け」に火がついて、月額制の音声日記アプリが嫌でChatGPT Codexに自作アプリを作ってもらいましたが、結局ネット公開作業とChatGPT利用料と中継サーバー設定が必要と判明。最終的にiOS 26のショートカットとApple Intelligenceだけで、完全無料の音声日記環境を組み上げた手順をまとめます。

はじめに 〜田中渓さん×勝間和代さんの対談動画で火がついた〜

今や大人気の田中渓さん。去年の頭にReHacQ(リハック)に出演されているのを見てから大ファンで、ずっと追いかけています。

朝ランも田中渓さんの影響で再開しました。元ゴールドマン・サックスのマネージング・ディレクターで、今は投資家・著者として発信されている方なのですが、習慣論がとにかく刺さるんです。

その田中渓さんが「日記を書く」習慣をよく勧めていて、「人生の主導権を取り戻す」という言葉が頭に残っていました。

田中渓さんご自身はnoteに書くスタイルを推奨されているのですが、私の場合は「書く」より「喋る」方が続きそうな気がしたので、音声日記にアレンジしてやってみることに。

決定打になったのは、田中渓さんと勝間和代さんの対談動画でした。タイトルが「AIでお金を増やすには?鍵は〇〇のコンテンツ化、AIを使いこなすために日記を書け!」というものです。

田中渓さんがこの動画で、

> 「何でもない人ほど日々のことをちゃんと貯めとくと、いつかそれが資産になる」

> 「3行でも5行でもいいから書いといてください」

> 「自分自身をコンテンツにしてしまうのが、AI時代の生き残り方」

と話していて、私の中で一気に火がつきました。

さらに勝間和代さんは、

> 「ChatGPTに負けないような言語能力をつけるには日記が最適」

> 「私はチャットGPTに日記を読んでもらって感想を言ってもらうボットを作って、毎日そこに日記を上げてる」

と。

待って、これ私がやりたいことそのまま。しかも勝間さんがやっている「ChatGPT日記ボット」、iPhoneのショートカットで同じことできるのでは?という思いつきが、今回のスタート地点です。

ただし、いざ始めようと思ったら、いきなり「月額の壁」にぶつかりました。

この記事で分かること

  • なぜ月額の音声日記アプリを使わず自作したか
  • ChatGPT Codexにアプリを作ってもらったらどんな壁があったか
  • iOS 26のショートカットとApple Intelligenceだけで音声日記を組む手順
  • ショートカット2本の中身(配布)
  • 勝間和代さんの「ChatGPT日記ボット」をiPhone標準機能で再現する方法

そもそも日記には何の効果があるのか(科学的根拠と著名人実例)

田中渓さんと勝間さんの話だけだと「個人の信念」止まりに見えるので、世間でどう言われているかも軽く調べました。

①ストレス軽減・免疫機能改善: テキサス大のジェームズ・ペネベーカー教授の表現的筆記研究で、1日15分つらい気持ちを書くだけで医療機関の受診回数が減り、免疫機能が上がったと報告されています。

②幸福度の持続的向上: ポジティブ心理学のセリグマンの「3 Good Things」実験で、寝る前に「今日あった良いこと3つ」を書くだけで半年後まで幸福度の上昇が続いた。

③成功者の共通点: オプラ・ウィンフリー(15歳から)、リチャード・ブランソン、ティム・フェリス、ネルソン・マンデラなど、日記を生涯続けた著名人は多い。

④AI時代の独自価値: 自分専用の一次データが蓄積される。田中渓さんが対談で言っていた「日々のコンテンツ化」「資産化」の元データになり、勝間和代さんの言う「ChatGPTに負けない言語能力の訓練」にもなる。

⑤音声日記の優位: 書くより速く、続けやすい。歩きながら3分話すだけで原稿用紙3〜4枚分の情報量。書く日記が続かなかった人ほど、音声に切り替えると続きやすいと言われています。

「メンタル改善」「幸福度」「成功者の習慣」「AI時代の資産化」が一本の線で繋がる習慣。やらない手はないと思いました。

「音声日記 iPhone 無料」で検索した結果は、ほぼ月額制

最初は素直に「音声日記 アプリ iPhone」で検索しました。

候補はいくつか出てくるのですが、ほぼ全部「月額制」「サブスク」。月数百円のものから、機能フル開放で月千円超えるものまであります。

ここで私の中で引っかかりました。

「これ、自分しか使わないのに月額払うの嫌だな」と。

> 音声を録音する

> → 文字起こしする

> → ChatGPTに振り返ってもらう

やりたいのはこれだけ。年間にすると数千円〜1万円超え。それを延々払い続けるのは、私の性に合いません。

そこで「じゃあAIに作らせてみるか」と思いつきました。

ChatGPT Codexにアプリを作ってもらった

ChatGPTのCodexという、コードを書いてくれる機能があります。普段はパソコンで使うのですが、実はスマホのChatGPTアプリからも使えます。

このときは外出中でパソコンがなかったので、ジャストアイディアでスマホのCodexに「iPhoneで使える、音声入力日記アプリ作れますか?音声も保存できて、文字起こしもできて、さらにChatGPTからのフィードバックももらえたら最高」と頼んでみました。

5分くらいで、ブラウザで動く音声日記アプリが完成。録音できる、文字起こしできる、ChatGPTがフィードバックしてくれる、ちゃんと動きそうな状態でした。

私はエンジニアではないので、出てきたコードの中身は正直よく分かりません。ただ「これをiPhoneで動かすにはどうすればいい?」とChatGPTに聞いていくと、雲行きが怪しくなってきました。

ChatGPTに言われた4つの壁

ChatGPTの説明を私なりにまとめると、こうなります。

> ①このアプリをiPhoneで動かすには、ネットに公開する必要がある(無料公開サービスへの登録と設定作業)

> ②私のデータ保管庫が非公開設定だったので、新しい公開用の保管庫を作る必要あり

> ③ChatGPTを動かすための利用料が別途月3〜5ドルかかる

> ④利用料の支払い情報を守るための中継サーバーも別途設定が必要

待って。月額アプリが嫌で自作してるのに、結局ChatGPTの利用料で月3〜5ドル払うことになる。さらに中継サーバーまで設定するの…?

私はエンジニアではないので、ChatGPTが提示してきた手順を読みながら「これは自分には大変そうだな」「そもそも月額嫌の趣旨と矛盾してるな」と感じました。

ここで一度、Codexで作ったブラウザアプリは諦めることに決めました。「動くもの」が作れても、「使い続けられるもの」とは限らない。

3つのルートを比較してみると

ここで一度、選択肢を冷静に並べました。

| ルート | 月額コスト | 必要な作業 | 続けやすさ |

|—|—|—|—|

| 既存の有料音声日記アプリ | 月500円〜1,200円 | アプリインストールだけ | 楽だが課金が続く |

| ChatGPT Codexで自作PWA | 月3〜5ドル+設定多数 | ネット公開・データ保管庫・中継サーバー設定 | 設定の壁が高い |

| iOS 26標準+ショートカット | 0円 | ショートカット2本を組むだけ | 続けやすい |

3つ目のルートが見つかれば一番いい。そこでClaude Code(別のAI)に相談してみました。

AIと試行錯誤しながら要件を削った

ここで別のAI(Claude Code)と「あーでもないこーでもない」と話し合いました。

私「ChatGPTの利用料も払わずに音声日記やる方法ない?」

Claude「iPhoneのボイスメモで録音して、文字起こししたものをChatGPTに貼り付ければ実質できますよ」

私「実はそれ、前にやってたんだよね。でも『録音→文字起こし表示→コピー→ChatGPTアプリ開いて貼る』が面倒すぎて、結局録音だけして放置するパターンになって続かなかった」

Claude「それなら、iPhoneのショートカットアプリで自動化する方法がありますよ」

私「お、確かにそれはいけるかも」

ここから一気に道筋が見えました。Claude Codeに言われた通り、ショートカットアプリを開いて、指示通りに作っていっただけ。

レシピ①: タップしたら即録音されるiOS 26ショートカット

iPhoneに最初から入っている「ショートカット」アプリを開いて、こんなふうに作ります。

> ①ショートカットアプリを開く

> ②右上の「+」で新規作成

> ③「アクションを追加」→「録音を作成」(ボイスメモ系のアクション)を選ぶ

> ④録音の名前欄に「現在の日付」マジック変数を埋め込む

> ⑤ショートカット名を「音声日記」に設定

> ⑥右上の共有ボタン →「ホーム画面に追加」

これだけです。実際に私が作ったショートカットも、アクションはたった1つ。「録音『現在の日付』を作成」というアクションを置いただけで、タップすると即録音が始まります。

ポイントは録音名に「現在の日付」マジック変数を仕込むこと。これでタップするたびに、その日の日付がついた録音ファイルが自動でできあがります。後でファイル名を見るだけで「あ、これは何日の日記だな」と分かるので、ファイル整理いらず。

レシピ②: Apple Intelligence経由で日記をAIに振り返ってもらう

録音した音声の文字起こしを、AIに振り返ってもらうショートカットです。

> ①ショートカットアプリで新規作成

> ②「ショートカットの入力」を追加(テキスト形式に設定)

> ③「テキスト」アクションを追加して、AIへのお願い文を書く

> ④「モデルを使用」アクションを追加

> ⑤「クイックルック」アクションを追加して結果を表示

> ⑥詳細設定で「共有シートに表示」をオンに

> ⑦名前を「音声日記フィードバック」に設定

AIへのお願い文の例:

“`

今日の日記です。共感的に振り返り、明日の小さな一歩を1つ提案してください。


[ショートカットの入力]

“`

Apple Intelligenceの「モデルを使用」アクションが本命

ここで一番大事なのが「モデルを使用」というアクション。これは新しいiPhoneに入っている「Apple Intelligence」というiPhone標準のAI機能を呼び出すための仕組みです。

> 選べるAI(3択)

> → Apple純正のクラウドAI(無料)

> → iPhone本体内のAI(オフラインでも動く・無料)

> → ChatGPT(連携アカウントなしでも無料枠で使える)

私はChatGPTを選びました。普段から使っていて感触が分かってるのと、振り返りの精度がいちばん安定してると感じたから。ChatGPTアプリをわざわざ開かなくても、ショートカット経由で直接呼べるのが最高でした。

完成した運用フロー(毎日30秒〜1分)

毎日の運用はこんな流れです。

> ①ホーム画面の「音声日記」をタップ

> → ボイスメモが録音モードで起動 → 喋る → 停止

>

> ②ボイスメモで録音アイテムを開く

> → 「文字起こし」アイコンをタップ → テキストを長押し → 全選択 → 共有

>

> ③共有メニューから「音声日記フィードバック」を選択

> → Apple Intelligence経由でChatGPTが日記を振り返ってフィードバック

> → 結果がポップアップ表示

全部で30秒〜1分くらい。コピペすら不要です。

私の運用: 車通勤の10分を日記時間にした

私の場合さらに都合がよかったのが、車通勤という環境です。

もともと私は何年も字を書く習慣がなくて、スマホもパソコンも最近はほぼ音声入力。タイピングですら時間がもったいないと感じるタイプ。それなら日記も音声で残す方が自然。

帰りに車に乗ったタイミングで「音声日記」をタップ→録音開始→そのまま発進、というシンプルな流れ。走り出してからの10分間は、手はハンドル、目は道路に向けたまま、ただ独り言のように今日あったことを喋るだけ。家に着いたら停車して録音停止。

帰宅と同時に「今日の振り返り」が音声ファイルとして1本仕上がっている状態。机に座って日記を書こうとすると続かないタイプの私でも、「車に乗る→出発前にタップ→喋る→着いたら止める」という流れを既存の通勤動作に乗せてしまえば、考えなくても勝手に続きます。

通勤じゃなくても、散歩・お風呂・寝る前のベッドの中など、「両手が塞がっていてキーボードが打てないけど、頭の中はぐるぐる動いている時間」を全部日記時間に変えられます。

配布物: ショートカット2本の中身

そのまま真似して作れるよう、中身を置いておきます。

「音声日記」ショートカット

“`

アクション1: 録音を作成

録音名: [マジック変数: 現在の日付]

設定:

  • 名前: 音声日記
  • ホーム画面に追加: オン

“`

「音声日記フィードバック」ショートカット

“`

アクション1: ショートカットの入力

タイプ: テキスト

アクション2: テキスト

内容: 今日の日記です。共感的に振り返り、明日の小さな一歩を1つ提案してください。


[変数: ショートカットの入力]

アクション3: モデルを使用

モデル: ChatGPT

プロンプト: [変数: 上のテキスト]

アクション4: クイックルック

入力: [変数: AIからの返答]

設定:

  • 名前: 音声日記フィードバック
  • 共有シートに表示: オン
  • ホーム画面に追加: オン

“`

これをそのまま真似して作れば、すぐ使い始められます。

実は勝間和代さんと同じ仕組みをiPhoneだけで再現してしまった

ここで冒頭の話に戻ります。

勝間和代さんが対談動画で「ChatGPTに日記を読んでもらって感想を言ってもらうボットを作って、毎日そこに日記を上げてる」と話されていました。

私が作った「音声日記フィードバック」ショートカット、これ実は勝間さんの「ChatGPT日記ボット」と思想が同じ。

勝間さんはおそらくPC側でボットを構築されたのだと思いますが、iOSのショートカットとApple Intelligenceを使えば、エンジニア知識ゼロの私でも、iPhone内で同じことが月額ゼロで完結します。

田中渓さんの「日記=コンテンツの資産化」、勝間和代さんの「ChatGPT日記ボット」、この2つを月額ゼロでiPhone1台に押し込んだ、というのが今回の本当の成果かもしれません。

AI時代の言語能力の鍛え方として、お2人がそれぞれ別の角度から「日記」を勧めていたのを、自分の使える形に翻訳しただけです。

まとめ: iPhone標準機能で音声日記は完結する

①月額アプリに払う前に、iPhoneに最初から入っている機能で代替できないか疑う

②iOS 26のボイスメモは文字起こし機能が入っているので、音声日記の核となる部分は全部無料でできる

③ショートカットとApple Intelligenceの組み合わせは、ChatGPTアプリを開く必要すらない無料AIセットとして強力

④AIに開発を依頼するときは、「作る前に標準機能で済まないか」をワンステップ挟むと、結果的に時間もお金も節約できる

⑤田中渓さんの「日々のコンテンツ化」と勝間和代さんの「ChatGPT日記ボット」は、iPhone標準機能で月額ゼロのまま再現できる

田中渓さんの「人生の主導権を取り戻す」習慣として日記を始めたかったのですが、結果的にiPhoneの標準機能を主導権を持って使い倒すという、別の主導権も取り戻せた気がします。

もしよかったらショートカット2本、真似して作ってみてください。30分くらいで組めて、明日から音声日記を始められます。

では、また次回。


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