A1 miniでABSはやめた方がいい?PETG・P1Sへ進む判断

フィラメント・素材

A1 miniユーザーの皆さん、こんにちは!まーです👋

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突然ですが、Amazonでフィラメントを探しているとき、「ABS」という文字に惹かれたことはありませんか? 「高強度」「耐熱性あり」「しかもPLAより安い!」…なんて書かれていると、ついついポチりたくなりますよね。

「A1 miniは最新機種だし、設定さえ何とかすればABSもいけるんじゃない?」

そう思っているあなた。ちょっと待った!!!🛑

実は僕も昔、その誘惑に負けてABSに手を出し、部屋中を変な臭いで充満させ、スパゲッティのような失敗作の山を築いたことがあります…😭

今日は、そんな失敗を皆さんにしてほしくないので、「なぜA1 miniでABSを使ってはいけないのか」そして「代わりに何を使えばいいのか」を、分かりやすく解説していきます!

読めば必ず、無駄な出費とストレスを防げますよ。ぜひ最後までお付き合いください。


この記事には広告/アフィリエイトリンクを含みます。A1 miniでABSを試す前に、PETGで足りるのか、PETG-CFやASAを検討する条件は何か、P1S/P2Sのような密閉機へ進むべき場面はどこかを判断できるように整理します。

先に結論:A1 miniでABSを頑張る前に、用途を分ける

A1 miniは扱いやすい機種ですが、オープンフレーム機です。ABSやASAのように反りや温度管理、臭気、換気を気にする素材を、初心者が安定して扱う前提の機種ではありません。

まずは「ABSが必要」ではなく、次のどれなのかを分けて考えるのがおすすめです。

作りたいもの まず検討 A1 miniでの考え方
室内の治具、ホルダー、少し粘りが欲しい部品 PETG ABSより先に試す。乾燥とプレートを整える
見た目、試作品、短期使用 PLA / PLA Tough 無理にABSへ行かない。速くきれいに作る
柔らかさ、衝撃吸収 TPU 割れない方向なら硬いABSより合う場合がある
屋外・高温・紫外線・長期使用 ASA / ABS / PETG-CFなど A1 mini単体で無理せず、素材条件と機種を見直す
ABS/ASAを継続して使いたい P1S/P2Sなどの密閉機 本体の役割を分ける。A1 miniを改造で補う前提にしない

そもそも「上級素材」って何が違うの?

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本題に入る前に、まず基礎知識からいきましょう。

PLAやPETGみたいな扱いやすい素材と、ABSやASAみたいな上級素材。何が決定的に違うのか。

難しい話は抜きにして、これだけ覚えてください。

キーワードは「縮み」です。

プラスチックって、熱で溶けると膨らんで、冷めると縮むんですね。これは全素材共通の性質です。

ただ、PLAやPETGは冷えてもほとんど縮まない。だから、ちょっとくらい風が当たっても、形を保ってくれます。

一方で、ABSやナイロンは、冷えるとギュッと猛烈に縮む性質があるんです。

これがどういうことかというと、3Dプリンターのベッドに熱々のプラスチックを貼り付けますよね。それが冷えた瞬間に「縮みたい!」って暴れ出すわけです。

で、ベッドにくっついてる力より、縮もうとする力が勝った瞬間、バリッと端っこが剥がれて持ち上がる。

これがいわゆる「反り(Warping)」の正体です。

上級素材っていうのは、要するに「縮む力が強すぎて暴れん坊な素材」なんですね。


なぜA1 miniでABSは「無理」なのか?🤔

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結論から言います。A1 miniユーザーの99%にとって、ABSは不要です。 その理由は、精神論ではなく物理的なスペックの限界にあります。

理由は大きく3つあります。

理由① 温度が足りない🌡️

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ABSをきれいに印刷するには、ヒートベッド(印刷する台)の温度を90〜110℃に保つ必要があります。沸騰したお湯と同じくらいの熱さですね。

しかし、A1 miniのスペック表を見てみてください。 最大ベッド温度は80℃です。

はい、20℃足りていません。🥶

80℃のベッドにABSを出しても、ABSにとっては「寒すぎる」んです。着いた瞬間に「冷たい!」ってなって、すぐ縮み始めちゃう。定着した瞬間に急激に冷えて収縮し、ベッドからペリッと剥がれてしまいます。

小物なら糊を塗って成功することもありますが、糊だけでは収縮力に負けることが多く、反りや剥がれが頻発します。

理由② 隙間風が天敵🍃

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A1 miniは「オープン型」と呼ばれる、壁も屋根もない構造をしています。開放的でかっこいいですが、ABSにとってはこれが致命的です。

ABSは温度変化にめちゃくちゃ敏感です。 エアコンのそよ風、人が歩いた時の空気の動き…そんなわずかな「隙間風」が当たっただけで、その部分が冷えて縮みます。

するとどうなるか?

積み重なった層と層の間が「ピキッ」と割れるんですね。これを「層間剥離」と言います。

見た目は完成しているように見えても、指で押すとウエハースのようにパリンと割れる…そんな悲しい物体が生成されます。

理由③ 健康リスク(これが一番大事!)☠️

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これが一番重要な理由です。

ABSは印刷中に「スチレン」というガスを発生させます。 独特の、プラスチックが焼けるようなツンとする臭いです。これ、有害なんです。

頭痛やめまいの原因になりますし、発がん性のリスクも指摘されています。

A1 miniにはガスを閉じ込める囲いもなければ、フィルターもありません。つまり、リビングでABSを印刷するのは、家族がいる部屋に臭気やVOCを広げてしまう恐れがあります。

換気なしで室内運用すると、VOCやにおい成分を吸いやすいので、特に小さなお子さんやペットがいるご家庭では、正直リスクが高すぎます。これだけでも、家庭内で無理にABSを試す前に一度立ち止まる十分な理由になります。


「囲えばいいんじゃない?」という誤解📦

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ここでよくある質問。「じゃあ、ダンボールや撮影ボックスで囲っちゃえばいいんじゃない?」

気持ちは分かります!でも、それはメーカー非推奨の危険な行為です。🙅‍♂️

A1 miniは、周囲の空気が自由に流れることを前提に設計されています。 基板やモーターの熱を自然空冷で逃がしているんですね。

A1 miniにも冷却ファンはありますが、「囲い+高温チャンバー」前提の設計ではありません。

これを無理やり箱で密閉して内部温度を上げると、逃げ場を失った熱で電子部品がオーバーヒートします。過熱して途中で止まったり、最悪は部品が焼き切れます。

Bambu Lab公式も「ABS/ASAなど囲いと高温が必要な素材は非推奨」と明記しています。

最悪の場合、故障や火災の原因にもなりかねません。 数千円のフィラメントを使うために、数万円のプリンターを壊してしまっては本末転倒ですよね。


ABSの代わりに何を選ぶか

「ABSが必要」と感じた時でも、実際にはPETGやTPUで足りることがあります。素材選びは、強そうな名前ではなく、使う場所と壊れ方で決める方が失敗しにくいです。

欲しい性能 候補 注意点 次に読む記事
割れにくい実用部品 PETG 乾燥、糸引き、プレート相性を見る PETGを始める前に買うもの
きれいに速く試作したい PLA / PLA Tough 高温環境や長期屋外には向かない PLA/PETG/TPUの使い分け
曲がっても壊れにくい TPU 速度を落とす。柔らかさが必要な時だけ選ぶ 糸引き・フロー調整
硬さや質感を上げたい PETG-CFなど 乾燥、ノズル摩耗、メーカー推奨条件を確認する フィラメントドライヤー比較
ABS/ASAを継続したい P1S/P2Sなど密閉機 換気、設置場所、公式の素材対応を確認する P1S/P2Sの買い足し判断

どうしてもABS/ASAが必要なら、本体側の役割を変える

ABSやASAを継続して使うなら、A1 miniを箱で囲って頑張るより、P1S/P2Sのような密閉CoreXY機を検討した方が現実的です。A1 miniはPLA、PETG、TPU、小物、試作に残し、密閉機はABS/ASAや大きめの実用部品に使う。2台の役割を分ける方が、安全面でも作業効率でも無理がありません。

公式情報も確認してから判断する

素材対応や推奨条件は変わることがあります。ABS、ASA、PETG-CFなどを試す前に、メーカーのフィラメントページ、プリンターの対応素材、換気条件、ノズル条件を確認してください。

正解はこれ!A1 miniユーザーの「3種の神器」✨

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「えー、じゃあA1 miniじゃ丈夫な部品は作れないの?」 そうガッカリしないでください。ABSなんて使わなくても、もっと優秀な素材があります。

私が自信を持っておすすめする「3種の神器」がこちらです!

① PLA(基本のキ)🎨

  • 用途:フィギュア、おもちゃ、複雑な造形物
  • 特徴:とにかく印刷が綺麗!色も豊富。
  • 見た目重視ならこれで決まりです。

3Dプリンター初心者がまず使うべき素材で、失敗も少なく、臭いもほとんどありません。

② PETG(実用派の救世主)🛠️

A1 miniユーザーにとって、エンジニアリング素材の正解はPETGで間違いないです。

  • 用途:フック、ホルダー、車の内装パーツ
  • 特徴:これがABSの代わりになります!

PETGは粘りがあって割れにくく、耐熱性も約70℃あります。真夏のダッシュボード直射日光以外なら、車内でも十分耐えます。

しかも、A1 miniの80℃ベッドで完璧に印刷できます。臭いもありません。特に層間が割れにくい傾向があるので、A1 miniとの相性は抜群です。

屋外耐久性についても、PETGは紫外線に結構強いんですよ。ただ、長期屋外運用ならやっぱりASAが本命です。PETGで屋外に設置するなら、日陰に置くとか、塗装して守るとか、定期交換前提にするのが安心ですね。

③ TPU(秘密兵器)👟

そして、「絶対に割れてほしくない」ものを作りたいなら、硬いABSより柔らかいTPUの方が優秀です。

  • 用途:ドローンのパーツ、スマホケース、パッキン
  • 特徴:ゴムのように柔らかい素材です。

「割れない」という意味では最強です。落としても踏んでも壊れません。 A1 miniなら、このゴム素材も驚くほど綺麗に印刷できます。


まとめ:適材適所でハッピープリンティング!🌈

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というわけで、今日の結論です。

① A1 miniでABSは使うな!(温度不足・反り・臭気/換気リスクの三重苦)

② 実用部品が作りたいなら「PETG」を使え!

③ 硬くて丈夫なもの → PETG、割れないもの → TPU、普通のフィギュア → PLA

この3つがあれば、作りたいものの99%はカバーできます。無理してABSを使う必要なんて、今の時代ほとんどないんですよ。

無理をしてABSと格闘するより、素直にPETGを使ったほうが、時間もフィラメントも精神衛生も守れます。

どうしてもABSが必要な時は?

どうしてもエンジンルーム付近、高温の車内、長期屋外などを想定するなら、素材だけで判断しないでください。周囲温度、荷重、紫外線、破損した時の危険性、換気、設置場所まで含めて考える必要があります。

その場合、A1 miniを改造して無理やりABS/ASAを刷るより、P1S/P2Sのような密閉機に役割を分ける方が現実的です。A1 miniはPLA/PETG/TPUの小物や試作、密閉機はABS/ASAや大きめの実用部品、という分担にすると失敗の原因を切り分けやすくなります。

高温部、安全に関わる部品、長期間壊れてほしくない部品は、3Dプリントで作ること自体が正解とは限りません。必要なら市販品、金属部品、別素材、別工法も候補に入れてください。

この記事が参考になったら、ぜひ「PETG買ってみたよ!」とコメントで教えてください!🖨️✨


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移動中や作業しながら復習したい方はぜひ!

A1 miniのABS・素材選びFAQ

A1 miniでABSは本当に印刷できない?

「絶対に出ない」わけではありません。小物なら糊やブリムで成功することもあります。ただ、A1 miniはベッド最大80℃・オープン型なので、反り、層間剥離、臭気/換気の問題が出やすく、安定して量産できる前提ではありません。たまたま1個成功しても、次が再現できないことが多いです。まずはPETGで足りないかを先に確認するのがおすすめです。

囲い(エンクロージャー)を付ければABSいける?

おすすめしません。A1 miniは周囲の空気が流れる前提で自然空冷しているので、箱で密閉すると基板やモーターがオーバーヒートし、停止・故障・最悪は火災の原因になります。Bambu Lab公式もABS/ASAなど囲いと高温が必要な素材は非推奨と明記しています。囲って無理をするより、本体の役割を分ける方が安全です。

ABSの代わりは何を使えばいい?

多くの場合はPETGで足ります。割れにくく、耐熱も約70℃あり、A1 miniの80℃ベッドできれいに刷れて臭いもほぼありません。割れてほしくない柔らかい部品ならTPU、見た目や試作ならPLAです。「強そうな名前」ではなく「使う場所と壊れ方」で選ぶと失敗しにくいです。詳しくは PETGを始める前に買うもの を見てください。

ASAならA1 miniでいける?

ASAもABSと同じく高温チャンバーと換気が前提の素材なので、A1 mini単体ではおすすめしません。屋外・紫外線・長期使用が目的でASAを使いたいなら、本体側を見直すのが現実的です。PETGを日陰設置・塗装・定期交換前提で使う方法もあります。

ABS/ASAをどうしても継続したいなら何を買う?

A1 miniを改造するより、P1S/P2Sのような密閉CoreXY機を検討した方が安全で効率的です。A1 miniはPLA/PETG/TPUの小物や試作、密閉機はABS/ASAや大きめの実用部品、と役割を分けます。判断材料は A1 miniの次はP1S/P2Sどっち?買い足し判断表 にまとめています。換気と設置場所も必ず確認してください。

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