ChatGPTを使って「●●文字以内で書いて」とお願いしても、文字数が足りないことはよくありますよね。
この記事では、ChatGPT研究所のすぐるさんのX(旧Twitter)投稿を参考に、Pythonコードを活用して、希望の文字数で文章を作成する方法をご紹介します。
下記の方法をコピペして使うだけで、簡単に実現できますよ!
1. なぜ文字数が足りないのか?
(1) ChatGPTが文字数指定に苦手な理由
ChatGPTは、言語モデルとしての特性上、「文字数」ではなく「トークン数」を意識して文章を生成します。このため、希望通りの文字数でピッタリ収めるのが難しい場合があるのです。
※トークンとは、文章を細かく分けた「言葉のかけら」や「単位」のことです。
たとえば、1つの単語、記号、数字などがトークンになります。
文章を作ったり理解したりするときに、AIがこのトークンを使って処理をします。
例を挙げると、「私は学生です。」という文章は、
AIの中では以下のように分けられます:
「私」
「は」
「学生」
「です」
「。」
これらがそれぞれ1つのトークンです。
つまり、トークンは文章を小さな部品に分けたものだと思えばOKです!
AIが文章を考えるときの「材料」みたいなものですね。😊
(2) 目標文字数を満たすための調整が不十分
「文字数以内」という曖昧な指示だけでは、文章のボリュームが不足してしまうことが多いです。
また、生成後に細かく調整する手間が発生します。
(3) Pythonコードを使う解決法のヒント
この問題を解決するのが、Pythonコードで文字数を正確にカウントしながら調整する方法です。
文章生成と文字数確認を繰り返すことで、希望通りの長さに仕上げられます!
Pythonコードなんてわからない・・・という方も、
気にせず以下で説明するプロンプトをコピーしてお使いいただければ問題ありません!
2. Pythonコードを活用した文字数調整のプロセス
(1) 文章を作成する手順
まず、希望の内容をもとに文章を生成します。
例えば、ChatGPTで「リベシティについて500文字以内で説明してください」
とお願いしてみましょう。
(2) 文字数をカウントして不足を確認
文字数カウントには色々な方法がありますが、ここではサクッとWebで確認してみましょう。
文字数カウント
https://sundryst.com/convenienttool/strcount.html
改行を除いた文字数が314文字ということで、ちょっと物足りないですよね。
そこで、以下でご説明するプロンプトを使用します。
(3) おすすめプロンプト公開!
こちらのプロンプトの①~④を修正して、プロンプトとして使用してみましょう!
説明
①最初に生成された文章をここに貼り付けましょう。
②目標文字数を入力します。
③同じく目標文字数を入力します。
④作成したい内容を入力します。(リベシティについて)など!
こちらのプロンプトを実行することで、chatGPTが文章を作成し、
文字数を確認しては、足りなかったら再作成、を500文字に達するまで
行ってくれます!
↑チャッピー頑張ってます!!!🔥
そして出来上がった文章がこちら!
文字数を514文字にすることができました!
チャッピーありがとう!!!
3. 実際に使ってみた感想とメリット
(1) 思い通りの文字数で文章が作れる!
この方法を使うと、希望通りの文字数で文章を仕上げられるので、とても気持ちがいいです!
特に、ブログやレポートなどで厳密な制限がある場合に重宝します!
(2) 手間が減り時間短縮に!
手動で文字数をカウントする必要がなく、Pythonが自動で計算してくれるので、時間の節約にもつながります。
さらに、調整作業が効率的になります。
(3) 他の用途にも応用可能
この方法は、文字数制限のあるSNS投稿やコンテスト応募、スピーチや台本作成など、さまざまなシーンで応用できます。
文章作成のスキルアップにも役立つでしょう!
まとめ
ChatGPTで希望の文字数通りに文章を作成するのが難しいと感じていた方も、Pythonコードを活用する方法を知れば、簡単に目標を達成できます。
この手順をマスターすることで、さらに便利にChatGPTを使いこなせるようになりますね!
ぜひ一度試してみてください😊
最後に、コピペ用にプロンプトを貼っておきます!
“” 文章生成をする際、必ずPythonコードを使用して、生成した文章の文字数を正確にカウントしてください。
Step 1: 文章を生成する まず、生成する文章を考え、その内容をPythonコードに入力します。以下のコード例を使用して、文章を生成してください。 例: text = “ここに生成した文章を入力してください。” print(len(text))
Step 2: 文字数をカウントする 生成した文章の文字数をカウントし、目標文字数(XXXX文字)に達しているかどうかを確認してください。上記のコードでlen()関数を使用して文字数を取得します。
Step 3:調整する 生成した文章が目標の「XXXX文字」を満たしていない場合は、文章をより長く調整し、再度Pythonコードを実行して文字数をカウントします。このプロセスを、目標文字数を満たすまで繰り返してください。
Step 4: 最終確認と提出 最終的に以下を提出してください: 目標文字数を満たした最終的な文章。 使用したPythonコードと、その実行結果(文字数)。 作成したい文章: {ここに作成したい文章内容を入力する} “””
是非ご活用ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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