SUNLU vs eSUN vs Bambu Lab、結局どれ買えばいい?フィラメントドライヤー4機種徹底比較【ドライヤー後編】

3Dプリント実用・DIY

> 5,000円のeSUN eBOX Liteから5万円のSUNLU E2まで、フィラメントドライヤー4機種を1台ずつ徹底比較。買い方フローチャートで「あなたが買うべき1台」を即決できるようにまとめました。

👇 音声でも解説しています

https://open.spotify.com/show/7FvjC906Pe3lP1qWgKlpKO?si=ABnNL5IJTO2XQlZFIE_hxg

👇 YouTube動画版はこちら

https://www.youtube.com/@3dbox203


「5,000円で十分?」「いや5万円必要?」フィラメントドライヤー、価格差10倍。いったい何が違うのか、今日全部ハッキリさせます。

こんにちは、まーです!

フィラメントドライヤー比較の後編です。前編をまだ読んでない方、簡単にまとめると「PETG以上の素材を使うなら湿気対策は必須、DIYドライボックスは保管には使えるけど復活には加熱が要る」。今日はその「加熱」を担うドライヤーを4機種比較します。

①eSUN eBOX Lite(約5,000円)

②SUNLU FilaDryer S2(約15,000円)

③SUNLU FilaDryer E2(5万円台)

④Bambu Lab AMS HT

価格帯と用途で使い分けが明確に分かれるので、最後まで読めば「自分が買うべき1台」がハッキリしますよ。

4機種一気見せ

今日比較するのはこの4機種。価格帯も温度上限もターゲットも全然違います。1台ずつ深掘りしていきますね。

機種① eSUN eBOX Lite ─ コスパ最強の入門機

1台目、eSUN eBOX Lite。価格は約4,985円。これがいわゆる「入門の決定版」です。

スペックは温度プリセット3段階、40℃/50℃/55℃の3つから選ぶシンプル設計。迷いようがないのが逆にいい。定格48Wで電気代はほぼ気にならないレベル。タイマーは30分刻みで最大36時間、1kgスプール1本収納。給電はDC24Vの専用ACアダプタです。

注意点は温度上限が55℃止まりなこと。これだとPETGの推奨温度65℃に届かないんですよね。だから「PLAだけ使う」専用と思ってください。それ以上を使うなら次へ。

機種② SUNLU FilaDryer S2 ─ 一般ユーザーの最適解

2台目、SUNLU FilaDryer S2。価格は約15,000円。これが「一般的な3Dプリンターユーザーの最適解」と言える1台です。

温度範囲35〜70℃でPETGの65℃にちゃんと対応。ヒーターは360°サラウンド加熱で庫内全体がムラなく温まります。タッチスクリーン付きで温度・時間・湿度がひと目で分かる。タイマーは0〜99時間カスタム可能。

そして本体側面にPTFEチューブ接続口があるので、印刷中もドライヤーから直接フィードできる「ドライ&プリント」運用が可能。これ1台でPLA、PETG、TPU、ABSまで全部カバー。9割の方はこれで十分です。

機種③ SUNLU FilaDryer E2 ─ エンジニアリング材料用ハイエンド

3台目、SUNLU FilaDryer E2。価格は通常5万2,000円、サンステラ早割で4万2,000円。完全にプロ・上級者向けです。

最大の特徴は温度が110℃まで上がること。500WのPTCヒーターで、50℃まで20分、70℃まで30分の立ち上がり速度。これでABS-CF、ナイロン、PA12、PA-CF、PCが全部乾燥できます。

容量も大きく、1kgスプール2本、2kgスプール2本、3kgスプール1本まで対応。さらに乾燥だけでなくアニーリング(印刷後の部品を高温で焼き戻して強度を上げる用途)にも使えます。

「カーボン入りで本格機械部品」「業務利用」の最終解。ホビーでPLA・PETGならオーバースペックですね。

機種④ Bambu Lab AMS HT ─ AMS統合型

4台目、Bambu LabのAMS HT。これはちょっと毛色が違って、普通のドライヤーじゃなく「AMS(自動素材供給システム)に乾燥機能を統合した」一体型です。

最大温度85℃でナイロンまでカバー。RFID自動マッチングで、Bambu純正フィラメントを入れると種類を自動認識して最適温度を勝手に設定してくれます。Bambu Lab機種はA1 miniからH2Dまで対応しますが、A1とA1 miniは別売の「A1 Series AMS Hub」が必要なので要注意。

「Bambu純正中心、AMSをまだ持っていない」方には、乾燥とAMS機能が一台で済む大きなメリットがあります。

4機種比較サマリー

4機種を一気に並べますね。

①eSUN eBOX Lite ── 5,000円 / 55℃ / PLA専用

②SUNLU S2 ── 15,000円 / 70℃ / PLA〜ABSオールマイティ

③SUNLU E2 ── 5万円台 / 110℃ / ナイロン・PC・PA-CF対応プロ向け

④Bambu AMS HT ── 85℃ / AMS統合でBambu純正フィラメントと相性抜群

3軸で見ると「価格×温度×AMS統合」のどれを取るかで答えが変わります。一般ユーザーは「価格×温度」、Bambuユーザーは「AMS統合の有無」が決定打になりますね。

ドライ&プリントの実際の使い方

S2やE2の隠れた魅力が「ドライ&プリント」。印刷しながら乾燥する機能です。

やり方は簡単で、ドライヤー本体側面のPTFEチューブ接続口からチューブを伸ばして、プリンター側のフィラメント入口につなぐだけ。これで常に乾燥された状態でフィラメントがノズルに供給されます。

特にナイロンやPETGみたいに開封直後から吸湿が始まる素材だと、これがあるかないかで印刷品質が劇的に変わるんですよね。長時間の大物印刷で途中吸湿する心配がなくなる。慣れると「もう普通のスプールホルダーには戻れない」ってなります。

注意点 ─ ドライヤー選びの落とし穴3つ

最後に注意点を3つ。

①温度設定を間違えるとフィラメントが変形する。PLAは55℃を超えるとぐにゃっと曲がります。夏の車内に置きっぱなしにしたPLA作品が変形した話、聞いたことありますよね。あれと同じことがドライヤー内で起きます。必ず素材ごとの推奨温度を守ってください。

②TPUは70℃を超えると癒着する。柔らかい素材なので、隣り合うフィラメント同士がくっついて使い物にならなくなります。

③ナイロンは「乾燥した瞬間から再吸湿が始まる」。乾燥終了後すぐ密閉ケースに移さないと、空気中の水分をガンガン吸い直します。ナイロンを本気で使うなら、ドライ&プリント運用がほぼ必須です。

買い方フローチャート ─ あなたに合う1台

判定ロジックはシンプルです。

質問1: 「PETG以上の素材を使いますか?」

→ NO → eSUN eBOX Lite で確定

質問2:「ナイロン・PC・PA-CFを使いますか?」

→ NO → SUNLU FilaDryer S2 で確定

→ YES → SUNLU FilaDryer E2

別ルート質問3:「Bambu純正中心でAMSをまだ持っていない」

→ Bambu AMS HT が一番効率的

ほとんどの方は質問1で eBOX Liteか SUNLU S2のどちらかに着地します。

最終結論: 9割はこの2台で十分

今日の最終結論。9割の方は eSUN eBOX Liteか SUNLU FilaDryer S2で十分です。

①「PLAしか使わない」→ eBOX Liteで5,000円

②「PETGも触る」「ABSもやる」→ SUNLU S2で15,000円

③「ナイロン・PC本格利用」→ SUNLU E2

④「Bambu純正+AMS未所有」→ Bambu AMS HT

皆さんに質問です。今使っているドライヤーがあれば機種名と「これ買って良かった理由」を、これから買う方は「迷っている機種」をコメントで教えてくださいね。


このチャンネルでは、Bambu LabのA1 miniなどの3Dプリンターを中心とした技術などを毎日更新でお伝えしてます、ではまた次回。

今回紹介した製品

関連記事


※ この記事にはAmazonアソシエイトリンクを含みます。購入いただくと、活動の支援になります。


👇 音声でも解説しています

https://open.spotify.com/show/7FvjC906Pe3lP1qWgKlpKO?si=ABnNL5IJTO2XQlZFIE_hxg

👇 YouTube動画版はこちら

https://www.youtube.com/@3dbox203

👇 ブログ記事(テキスト版)

https://mardna810.com/

👇 Note(テキストでじっくり読みたい方)

https://note.com/mar810

画像挿入マップ(編集用メモ)

| 位置 | 画像 | Slide | 内容 |

|——|——|——-|——|

| 冒頭 | scene/slide01_hook.jpg | Slide 1 | 5,000円 vs 5万円の対比 |

| オープニング | scene/slide02_opening.jpg | Slide 2 | キャラ+前編サムネ+4ドライヤー |

| 4機種一気見せ | scene/slide03_4models.jpg | Slide 3 | 4機種横並びショーケース |

| eSUN eBOX Lite | scene/slide04_eboxlite.jpg | Slide 4 | 製品ヒーローショット+価格タグ |

| SUNLU S2 | scene/slide05_sunlu_s2.jpg | Slide 5 | 製品ヒーローショット+価格タグ |

| SUNLU E2 | scene/slide06_sunlu_e2.jpg | Slide 6 | 製品ヒーローショット+価格タグ |

| Bambu AMS HT | scene/slide07_bambu_ams.jpg | Slide 7 | 製品ヒーローショット+RFIDアイコン |

| 比較サマリー | scene/slide08_compare.png | Slide 8 | 4列比較チャート |

| ドライ&プリント | scene/slide09_dry_print.jpg | Slide 9 | ドライヤー→チューブ→プリンター接続図 |

| 落とし穴3つ | scene/slide10_warnings.jpg | Slide 10 | 3パネル警告(PLA変形/TPU癒着/ナイロン再吸湿) |

| フローチャート | scene/slide11_flowchart.jpg | Slide 11 | YES/NO分岐フロー |

| 最終結論 | scene/slide12_conclusion.jpg | Slide 12 | キャラ+「9割はこの2台で十分」 |

| エンディング | scene/slide13_ending.jpg | Slide 13 | キャラ手振り+「また次回!」 |

コメント

タイトルとURLをコピーしました